ガスパール 君と過ごした季節(とき)

失業中のガスパールとロバンソンの二人は、海辺の廃屋を改装して、軽食堂を作ることを夢みながら、一緒に暮らしている。ある日、ロバンソンが道に置き去りにされた老女を家に連れて帰ってくる。妻が家出して以来、家族というものにうんざりしていたガスパールは老女と暮らすことに強く反対するが、ロバンソンの説得に根負けし、しぶしぶ同居を受け入れる。しかし、ロバンソンのお人好しは終わらなかった。幼い娘を連れ、生活に困っている未亡人ローザに一目惚れし、母娘までも家に連れてくるのだった。こうしてロバンソンは、人々の愛を拾い集め疑似的な家族を作っていくのだが……。

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